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最高のセラピスト

インナーチャイルド(子どもの頃の、傷ついた自分)を癒す時、大人の自分が、インナーチャイルドに語りかける言葉があります。それは、

「あなたは大切な私の宝物だよ」
「笑ってるあなたも、泣いてるあなたも、みんな大好きだよ」
「お父さんとお母さんに愛されてるって感じていいんだよ」

ほかにも色々ありますが、この3つは必ず語りかけてあげます。すると、泣いていたインナーチャイルドは元気を取り戻し、嬉しそうに笑ってくれます。

こんな風に、大人になってからインナーチャイルドに語りかけても効果があるのですから、実際にお母さんがお子さんに、このように語りかけてあげたら、お子さんはどんなに嬉しく、力づけられる事でしょう。

私たちにとって、最高のセラピストはお母さんなのです。セラピストの出番は、その次です。

どうぞお子さんに「愛してるよ」「あなたは大事な子だよ」「あなたがいるだけで幸せだよ」と、たくさん伝えてあげて下さいね。

子育てに大切な事

子育てをする時、一番大切なものは何だろうと思うと、それは「お母さんが自分の気持ちを分かってくれた」という、子供の実感ではないかと思います。

嬉しかった気持ち、守ってもらいたい気持ち、不安な気持ち、怖かった事、子どもがお母さんに分かってほしいと思った気持を、そのままお母さんに受けてもらえる事が、子どもの心の大きな大きな栄養となります。

催眠で子供の頃に戻ってみると、本当の苦しみは、親に面倒を見てもらえなかった事ではなく、「お母さんが自分の気持ちを受け止めてくれなかった」事なのがとても多いです。

たとえ衣食住の世話が十分でも、心が不安な、怖い、悲しい、寂しい体験をした時に、親が自分の気持ちを分かってくれなかったり、自分の気持ちを無視された時、そしてその後に何のフォローもなかった時、それは子どもの心に大きな傷を残します。嬉しい気持ちを分かってもらえなかった時も同じです。

子どもは本来、エネルギッシュで明るくて前向きな存在です。だから子どもの心が傷つく事に臆病になる必要はありません。母親だって神様ではないのですから、子どもを守れなかったり、子供の気持ちが分からなかったりすることもあります。

でも、その後できちんと子どもの気持ちを受け止めた事を伝え、フォローしてあげれば、子どもはすぐに癒され、もう満足なのです。だって、本当に子どもはお母さんが世界で一番大好きなのですから。

ちょっとおまけですが、ついでにお子さんのフォローのし方に気を配ってみましょう。お子さんによって、優しく見つめてもらいたい子、優しい言葉をかけてもらいたい子、手をつないだり抱っこしたりのスキンシップをしてもらいたい子がいます。もちろん、全部やってあげたらとってもすてきです!

ゲームとマンガと勉強

子どもが勉強しないと、親はストレスを感じることが多いですね。

特に、ゲームやマンガが大好きで、なかなか勉強しないお子さんに「ゲームやマンガばっかりではなくて、もっと勉強してほしい」と思ったお母様も多いのではないでしょうか。私もそんな時が一番イライラしていたように思います(反省)。

ところで、どうしてそんな時にストレスを感じるのでしょう。それは、無意識に「こんなにゲームやマンガに集中できるなら、その力をなんで勉強に使わないの?」と思うからです。

つまり「力はあるのに、必要な状況で使っていない」から問題を感じるのです。

大人でも「いつもはできるのに、なぜかできない」時に一番ストレスを感じますね。それと同じです。どちらの場合も、持てる力を必要な時に使えるようになればいいのです。

お子さんの場合、ゲームやマンガに集中している時の様子を、よく観察してみましょう。どんな所で、どんな姿勢でいるでしょうか?聞こえる音は何でしょう?どこに面白さを感じているのでしょうか?友達や兄弟に「すごいね~!」と言われるのが嬉しかったり、主人公になりきっているのかもしれません。

集中している時の様子をよく観察したら、勉強する時も、その感じに近くしてみましょう。どんな場所が好きでしょうか?何かを聞きながらの方が集中しやすいでしょうか。それはどんな音ですか?そのボリュームは?鉛筆の色、固さ、書き心地はどうでしょう?ノートは?消しゴムは?

難しい問題より、やさしい問題をやっていたいかもしれません。ちょっと変わった問題の方が、面白いと感じるかもしれません。もしかしたら、入口の、ほんの小さな所でつまづいているのかもしれません。そこは大人が丁寧に付き添って、いっしょに進んでいくのがいいのかもしれません。

できた事を、どんな風に評価してもらいたいでしょうか。小さな事でも、まめに声かけしてほしいでしょうか?難しい事が出来たら、いっしょに盛り上がってほしいでしょうか?さりげなく笑ってうなづいてもらいたいでしょうか?ほめる時は、すぐに、分かりやすくほめてあげましょう。

目標は、勉強をする時に面白い、楽しいと少しでも感じたかどうかです。そのお子さんはとても集中力があるのです。その集中力を発揮している時の五感を、勉強する時にも使えるようにしてあげればいいのです。

そして、お子さんが勉強するのが楽しいと思えるようになってきたら、少しずつ親は手を放して行きましょう。誰でもみんな、それぞれの役割をこなしているのです。自分でやるべきことを自分で考え、自分で計画を立てて実行していけるよう、そっと暖かく見守って行きましょう。ゲームやマンガを自分で選べているように、その力も、十分に備わりつつあるのですから。

「子どもセラピーコース」のお知らせ

今年から、小学生から高校生のお子さんのための「子どもセラピーコース」を始めました。

今までも時々、お子様のセラピーもお受けしていたのですが、去年の夏に、ボルスタッド博士による「子供を育てるNLP」というセミナーを受けた事から、その時に学んだ事をもとに、私なりの子育ての経験や、他のお母様方のお話も参考にさせて頂いて、このコースを作りました。

子どもの心は、大人とはまだ違っています。人間関係や人生経験もまだまだ少ないです。そして、可能性が無限に広がっている存在です。そんな高校生までのお子さんには、人間関係の悩みやストレスを解消するのに、大人とは違ったアプローチが大切と感じます。

「子どもセラピー」は、何か特別な体験をしたと思える事ではなく、毎日の生活に自然に溶け込むような、優しく、ちょっとワクワクするようなセラピーです。私とおしゃべりをしているだけなのに、いつの間にか元気になっている、そんなセラピーです。

具体的には、おもにNLPという技法を使います。NLPとは、1970年代にアメリカの言語学者グリンダーと、心理学科の学生だったバンドラーによってまとめあげられた、短い時間で、簡単に気持ちを切り替えられて、本来持っている力を発揮できるようになる、すぐれた心理療法です。日本ではおもにビジネスの分野で活用されていますが、教育の場でも、子どもたちの人間関係やストレスの改善に、大きな効果があると言われています。

高校生以上のお子さんには催眠療法も可能ですので、ご希望の方はお知らせください。

<セラピーの流れ>

1)原則として、お子様はお母様(保護者の方)と一緒においで下さい。高校生以上で、一人でも大丈夫な方は、一人でおいで下さっても結構です。

2)セラピーの間は、なるべくお母様は外でお待ち下さい。お子様が希望される場合は、一緒にいて頂いてかまいません。お子様と雑談しながら、どんな風になりたいか、どんな風になったら嬉しいかをお聞きして、それにふさわしいワークを、楽しんでやって頂きます。

3)終了後、お母様にはこちらからご連絡いたしますので、お迎えをお願いいたします。

お元気になったお子さんとご対面されたお母様のご様子は、私もとても心が温まる思いです。

自分の気持ちを、自分で望ましいように変えていけるのは、お子さんだけでなく、大人の私たちにもとても大切な事です。ご希望の方には、ご家庭でもできるやり方をお教えいたします。


<セラピーを受けて下さったお子さんの変化>

・学校に行けるようになった。
・試験のストレスがなくなった。
・勉強が楽しくなった。
・お友達と、また仲良く遊べるようになった。
・自分の気持ちが分かるようになった。


*必ずお子様の同意を得られてからお申し込みください。

子供に教わる

あるお母様から、中学生のお子さんから聞いたというお話を伺いました。

お子さんが「自分の事を悪く言う人は、大切にしなければいけない」というので、「それはなぜ?」と聞いたら「自分の欠点を教えてくれるのだから」と答えたのだそうです。

まるで自己啓発の本かポジティブ思考のセミナーで学ぶような言葉だと、びっくり、感心しました。

お子さんに素直に「なぜ?」と聞き返したお母様も、とてもすてきですが、こんな話を自分の中にストンと落とせるお子さんの姿勢もすばらしいと思いました。

私たちは、子供より大人である私たちの方が知識も経験もあるので、意見が分かれたら、親の方が正しいと思いがちですが、そうとは限らないんですね。

特に今のような、世の中の仕組みや価値観が激変している時代には、私たちが学んできた知識や体験の中には、あまり役に立たないものが、思った以上にまぎれているのかもしれません。

そんな私たちとは逆に、何の先入観もなしに最先端の知識や思考を素直に取り入れ、生かしているのは、子供たちなんですね。

そんな子供たちが、心に響いた大切な事を教えてくれた時、親はわが子の成長を、心から喜んでいいのです。

新しい子育て

前回の日記に書いた、ボルスタッド博士のセミナーの続きです。

博士によると、今ほど子育てが難しい時代はないそうです。それは、今までは親のやる通りにやっていればよかったのが、今はそんなに単純なものではなくなり、歴史上初めて、親が子育ての方法を模索する時代になったからだそうです。

その大きな理由の一つは、子供を取り巻く環境の変化です。

私たちの家の中には、50年前にあったものを1とすると、今はその30倍もの品物であふれているそうです。パソコンや電子レンジなどの電化製品をはじめ、衣食住すべてが、50年前に比べて、はるかに豊かになりました。入ってくる情報も、格段に増えました。だから子供たちは、それらに囲まれてとても忙しくなっています。

もう一つは、子供に対する期待の変化です。

豊かでなかった時代には、何かを手に入れる能力、何かを作り出す能力が期待され、その力をつけることが幸せへの道でした。けれど、こんなに豊かになった今、そのような能力は、それほど必要ではありません。その代りに期待されるのは、それらの使い方を覚え、それらを使いこなすクリエイティブな能力だそうです。

言い換えると、今の時代の幸せは、物事にどのように対処できるか、その力に比例するのだそうです。(幸せであればあるほど、成功しやすい時代とも言えるそうです)

子供たちにその能力をつけてあげるのが、これからの子育てで大切な事なのだそうです。

確かに、親が良かれと思って子育てしたのに、子供たちが必ずしも幸せになれないのは、日本が豊かな国になったにもかかわらず、子育ての方法が今まで変わらないためだと感じていました。

そのために、どのような子育てをしたらよいか試行錯誤をするのは、歴史上初めてだったのですね、それは難しいはずです。

未来の幸せな子供たちのために、そしてお母様方のサポートのために、心理セラピーが生かされれば、こんなに嬉しい事はありません。

子供を育てるNLP

8月30、31日の2日間、リチャード・ボルスタッド博士の「子供を育てるNLP」という講座に出席してきました。(博士はアンドレ・アガシ選手を復活させた事でも有名な方です)

「アダルトチルドレン」や「インナーチャイルド」などの言葉もあるように、大人になってからの生きづらさや抑うつ、神経症、不安症などの原因の多くが、子供の頃の辛い出来事であると分かってきています。そして、その時のお母さんの態度から「自分はお母さんに愛されていない」「自分は見捨てられた」と思って、心に傷を負うのです。

興味深い事に、退行催眠でその出来事に戻ってみると、その時のお母さんは皆、子供を愛し、大切に思っている事がわかります。お母さんと子供の間で、コミュニケーションがきちんと取れていたら、多くの子供が傷ついたインナーチャイルドを抱えずに済んだのですが、残念なことに、それはお互いの思い込みで終わっている事が多いのです。

それならば、今、子供である小さな人たちが、幸せに、安心して育っていけるように、ぜひお母さんも学んでいきましょう。

この講座は、そんな目的で開かれました。

子供が安心して生き生きと、自信を持って育って行けるようにするには、とてもシンプルな事ですが、お母さんと子供の間に信頼関係を築くこと、これが一番重要なのだそうです。

ボルスタッド博士は、お母さんが子供と信頼関係を築くための方法や、子育てに使えるNLPの技法を、とても分かりやすく、広く応用ができるように教えて下さいました。

また、子供が不安な気持ちになったり、困難に出合った時、子供がそれを乗り越えられるように、親はどのように子供に働きかけたらよいか、効果的なアドバイスはどのようにしたらよいか、などの方法を、色々な例をあげて教えて下さいました。

このようなやり方を身につけていれば、子供は困難を乗り越えた自信がつくでしょう。そしてお母さんも、子育てのストレスがずいぶん小さくなるでしょう。そして、子供との貴重な時間を、お互いに楽しく、有意義に過ごせるようになるでしょう。

近く、ボルスタッド博士から教えて頂いた事をもとに、幸せな親子関係を作り、効果的に子供に働きかけるためのセラピーメニューをご提供させて頂く予定にしています。一人でも多くのお母様が、お子さんと一緒に、生き生きと輝いて行かれますように。