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桜の季節に

今年の春は、いつまでも冷たい風が吹いていて、やっと暖かくなってきたと思ったら、すさまじい低気圧が日本列島を襲ったり、なかなか落ち着きませんでしたね。

今日はやっと東京で桜が満開になり、ようやくうららかな春を味わう事が出来そうです。

ずっと以前、ある集まりで、初対面同士が仲良くなれるように「好きな季節」ごとに、4つのグループに分かれて座った事があります。

私は「春」のグループに入りました。理由は「厳しい冬を乗り越えて、みんなで春を喜ぶ感じが好きだから」です。他の方々も、それぞれに春が好きな理由を言ってくれるのですが、どれもうなずける事ばかりで、とても盛り上がりました。

ちなみに、同じ好みや考えを持っている人同士は、親近感がわき、仲良くなりやすいのです。これを「ラポール」と言います。

ところで、セラピールームを開いてからは、春になると必ずだれかに「菜の花の季節ですね」と言って頂けるのがとても嬉しく、春が好きな理由が、また一つ増えました。

「菜の花」の由来

時々「どうして『セラピールーム 菜の花』という名前にしたのですか?」というご質問を頂きます。

それは、大変お恥ずかしいのですが、「大した理由はない」のです。。

ルームの名前をつけるにあたって、特に決めた名前はなかったので、始めは横文字で響きがよさそうな名前を、色々と考えてみました。

あれこれ20個以上考えたでしょうか。ところが、どの名前もピンとこないのです。他のセラピストさんたちは、皆さん横文字のすてきな名前をつけていらっしゃるのに、私が使う名前としてぴったりの言葉が見つからないのです。

どうしようかなぁ、とぼんやり考えていた時、ふと「菜の花」という言葉が浮かびました。

ふうん、日本語だけれど、そういえば私の名前は「永井」だから「な」で始まる音同士になるなぁ、などと、さらにぼんやり考えていました。

すると、だんだん目の前に菜の花畑が見えてきました。

一面に菜の花が咲いていて、遠くに桜の花も咲いている、暖かな、うららかな春の午後、そんな景色です。遠くで子供たちの遊ぶ声も聞こえてくるようです。

そのイメージを見ていたら、ふと「これでいい」と思えたのです。

菜の花はけっして華やかな花ではないけれど、子供の頃の思い出、心の原風景、ホッとする場所、そんなイメージに繋がる、大切にしたい風景という気がしました。

私もそんなお部屋を作りたい、いるだけでホッとする空間を作りたい、そう思って「セラピールーム 菜の花」が生まれました。

12月の飾り

きれいに色づいた街路樹のケヤキも、大分葉が落ちて、いよいよ12月になりましたね。

12月と言えば「クリスマス」。今日はさっそく造花のポインセチアを玄関に置いて、ガラスのサンタクロースを並べました。部屋の壁には小さなクリスマスリースを掛けました。

大した作業ではないのですが、これだけでずいぶん雰囲気が変わります。

写真も載せられるといいのですが、どうもうまく載せられません。。良かったらイメージしてみて下さいね。

先日新宿で、プレゼントの箱の形をした、ピンクや水色の小さなガラスの置物を見つけたので、近いうちにまた買いに行こうと思っています。これも玄関に並べるつもりです。

こんな小さなインテリアが大好きで、かわいいものを見つけると、とても欲しくなります。家では置く所もありませんが、セラピールームは「お客様のため」と言いながら、実は私の趣味で飾りつけができるので、とてもありがたいです。

街では11月からクリスマスの飾りつけをしていますが、やはり12月に入った方が、ずっと雰囲気が出ていいですね。

調布銀座の夏祭り

7月22、23日は、近くにある「調布銀座通り」の夏祭りでした。駅前からは少し遠い、昔ながらの商店街なのですが、毎年この時期に、夕方から夜にかけて夏祭りをやっていて、金魚すくいのお店や焼鳥屋さん、生ビールのお店など、ちょっとした出店が並びます。

今年は、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の舞台が調布とあって、水木しげるさんのマンガをパネルにして、駅の周辺に飾ってあるのですが、調布銀座にも何枚か飾ってあります。すずらん商店街のモデルかも?と思われるようなお店もあって、ちょっと楽しいです。

割と小規模な夏祭りですが、夜の30分だけ、サンバカーニバルが出演します。かなりのド迫力で、セラピールームにまで太鼓やホイッスルのにぎやかな音が聞こえてきます。

去年は、うっかりその時間のご予約を受けてしまい、お客様が催眠中に、突然大音響が始まりました!でも、催眠はすごいですね。お客様の様子に変化がなかったので、私もそのまま続けて、無事にセラピーは終わりました。

催眠は1時間以上かかるので、終わる頃にはすっかり静かになっていましたが、後で伺ってみても「全く気にならなかった」との事。改めて催眠の力を再確認しました。

でも、さすがに今年は、その時間はお休みにしましたよ。そして、一人で見に行ってみました。サンバを見るのは初めてだったので、興味津々。そしたら、かなり本格なチームで、びっくりしました。

テレビや写真で見るようなコスチュームの、10人近い踊り子さんたちが、楽しそうにステップを踏んで、その後から、20人以上いたような気がしますが、カネや太鼓やホイッスルを鳴らした打楽器隊が、これもにぎやかに、狭い商店街に並んでいる私たちの目の前を、文字通り練り歩いていきました。

踊り子さんが横を向くと、背中の羽が、反対側で見ている人たちに触れそうなくらいです。踊り子さんは小学生の男の子たちとハイタッチをしたり、とてもほほえましくて、「この身近な感じは、にぎやかな盆踊り?」と思いました。

本格的なコスチュームなので、目のやり場に困る時もありましたが、でも、元気いっぱい堂々とステップを踏んでいくのは、さすがです。こちらも沢山元気をもらった気がしました。

24日は調布の花火大会で、こちらはかなり遠くからも沢山の方々が見えて、夕方の調布駅の周りは、お店はどこも人で一杯。歩道にも沢山の人々がいて、いつもとは違う街のようです。

お祭りはいいですね。今年は異常な暑さが続いていますが、おかげで何とか乗り切れそうな気がします。

大きな柿の木

セラピールームの裏に、大家さんの広い庭がありますが、そこに植えられている庭木のなかで、ひときわ高い木が1本あります。

何という名前なのか分からない、ちょっと変わった枝ぶりの木なのですが、先日、その木に柿の実が沢山なっているのに気がつきました。それは柿の木だったのです!(今はすっかり実も葉も落ちていますが)

そういえば、よくカラスが止まっていましたが、そんなに高い柿の木は見た事がなかったので、柿の実を発見した時はちょっと感動ものでした。

「果樹は年をとると、だんだん実をつけなくなってくる」という話を聞いた事があるのですが、そんな話をものともせず、みごとな柿の木の生きっぷりです。

この柿の木に限らず、自然の力というのは、本当に人間の英知を超えたものがありますね。それなら自然の一部である人間の中にも、自分ではまだ気づいていない大きな力が備わっているはずです。

人間の持っている大きな力、能力、才能には、それほど個人差はないと言われます。それなら、限られた一生にその力をできるだけ発揮する生き方ができたら、どんなに幸せかと思います。

菜の花文庫

夏休みになって、小さなお客様が時々来て下さるようになりました。

本好きなお子さんもいて、せっかくなので、本棚に子供向けの本を並べてみることにしました。家にあった手塚治虫のブラックジャック、鉄腕アトム、たくさんのふしぎシリーズなどを持って来て並べてみました。

でも、大人向きの本は全部片付けたので、少々数が足りません。そこで、ずっこけ三人組(マンガ版)、誰も知らない小さな国、クレヨン王国シリーズなど、私の趣味で何冊か買ってきました。久し振りに子ども用の本を探すのは、とても楽しかったです。

まだまだ数は足りないけれど、初めて訪れて下さった、かわいいお客様が緊張しないで済むように、これからもすこしずつ揃えていこうと思います。何かリクエストがあったら、ぜひお寄せ下さいね。

紅茶その後

先日のブログに、お気に入りの紅茶が買えなくなった話(おいしい紅茶)を書きましたが、先日、同じお店に行ってみたら、ちゃんといつもの棚に並んでいるではありませんか!

何の事はない、ただの品切れ、お店の方の勘違いだったようです。さっそく3箱買って、久しぶりにゆっくり味わってみました。やはり色も、香りも、味も、とてもいい感じ。時間の流れも、いつもよりゆったりと感じられます。

紅茶に限らず、自分の好みに合ったものを味わえるのは、しみじみ幸せな気分になれますね。

色々な方にご心配頂いて、このブログも多くの方に読んで頂いているのだなぁと、それも嬉しい発見でした。どうもありがとうございました。

少しの間不自由な思いもしましたが、おかげで、その間に他にもおいしい紅茶がいくつか見つかりました。時々は、そんな新顔の紅茶をお出しするかもしれません。どうぞお楽しみに。

アストロメリア

いよいよ5月ですね。毎日ポカポカと、初夏のような日が続くようになりました。あちこちに鯉のぼりが上がっていたり、お花屋さんの店先にも、色とりどりの花が並んでいて、とても好きな季節です。

何年か前に、生協で「アストロメリア」の球根を売っていました。アストロメリアの花は華やかでかわいらしくて、花も長く咲いてくれるので、買ってコンテナに植えておきました。球根は、色違いで5つ位あったように思います。

私は植物が好きなのに、手入れが苦手なのですが(枯らすのは得意です。。)、アストロメリアはとても丈夫で、その年は全色きれいに咲いてくれました。

面白い事に、毎年出てくる芽は増えるのですが、咲く色は毎年減って、次の年は3色位、去年はとうとうオレンジ色だけになってしまいました。今年も少し前に芽が出ていたのですが、あっという間に伸びて、今では50センチ位になっています。

アストロメリアは、茎が柔らかいのに伸びるのが早く、ちょっと油断しているとあっけなく倒れてしまいます。すると、倒れた所からまた起きあがってくるのですが、さらに倒れたりして、花が咲くころには、茎がひどい事になってしまいます。今年は早く支柱を立てようと思っていたら、すでに遅く、もう何本か倒れていました!

あらら、ごめんなさい!と思いながら、倒れた茎を起こして、倒れていないものより背丈が伸びた茎を、ひもで支柱に結びながら、人の心も同じようだと思いました。

色々な事があって、心が倒れてしまっても、起き上がってみれば、前よりずっと高い所が見えるようになっている事でしょう。なかなか起き上がれない時は、少しでもお手伝いさせて頂ければ嬉しいです。

大家さんの庭

セッションルームの玄関の向かいは、自転車の駐輪場をはさんで、大家さんの家と、その庭になっています。

大家さんの家といっても、その敷地はとても広く、ひょっとしたらこの(ルームのある)マンションの敷地よりも広いのではないでしょうか!?「大家さん」というより「地主さん」とお呼びしたくなる貫禄です。(こんな所に、一度でいいから住んでみたいと思っております)

敷地の南側は甲州街道に面していて、街道側の庭には、柿や庭木がたくさん植えられていて、ちょっとした公園のようでもあります。なので、セラピールームのドアを開けると、庭の緑が目に飛び込んできて、とても気持ちがいいです。

ちょうど今、その庭に「花ニラ」というのでしょうか、高さ20センチくらいの、白い星型の花がたくさん咲いていて、まるで雪が降ったようです。よく見ると、少し白いヒヤシンスも混じっていて、日当たりの良い庭で、伸び伸びと、自由に咲いているお花を見ていると、こちらまで伸び伸びした気分になります。

このお部屋を見つけた時、隣の様子はマンションの入口からは見えなかったのですが、たぶんマンションか何かが立っていると思い込んでいました。それが、こんなに広い庭になっていると分かって、なんだか得をした気分でした。

去年の今頃は、こちらに越してきて日も浅く、庭を眺める余裕がなかったのですが、これからどんな花が見られるのか、今からとても楽しみです。

おいしい紅茶

私が紅茶が好きなせいもあって、セラピールームでは、お客様に紅茶をお出ししています。

もともとコーヒーが苦手なので(飲むと夜が寝られなくなる)、喫茶店やカフェではいつも紅茶を注文します。でも、味がよくて、香りもよくて、色も濃く出る紅茶というのは、なかなかお目にかかれません。

とある老舗の喫茶店で飲んだ紅茶が、渋くておいしくなかった時は、本当にがっかりしました。。(渋さも味のうちなんでしょうか?渋い紅茶は、どうも苦手です)

そんな私が珍しく気に入った紅茶がありました。それは、私の入っている生協の紅茶で、味、香り、色とも申し分なく、しかも安全で値段も安いんです!お客様にも好評で、セラピールームでは、ずっとこの紅茶を使っていました。

ところが先日、お店に買いに行ったら、その紅茶のパックが見当たりません。お店の人に聞いてみたら、理由は分からないが入荷の予定はないとの事。この生協は、品質管理に定評のある所なので、何か不具合があったのかもしれません。おいしい紅茶だったので、本当にがっかりです。

そんなわけで、現在、おいしい紅茶を見つけるべく、色々な紅茶をお試し中です。毎回違った紅茶が出るかもしれませんが、どうぞお楽しみに☆

もうすぐ冬ですね

11月も半分が過ぎ、寒い時はストーブも欲しくなってきた今日この頃です。

セラピールームも、今まではベランダのガラス戸を開け放って、気持ちよく空気の入れ替えができたのに、今日は寒くて、ガラス戸を半分しか開けられませんでした。

ご近所に、毎年立派なクリスマス飾りをされるおうちがあって、昨日、近くを通る時にのぞいてみたら、もう飾り付けが終わっていました。ここは個人のおうちでのイルミネーションがまだ珍しかった頃から、毎年2階の屋根まで届くような飾り付けをなさっていて、夜は本当にきれいなんです。

今年もまた、きれいな飾り付けで楽しませてもらえて、ありがたい事です。

考えてみたら、今年もあと残りは1ヶ月半となりました。そう思ったとたん、なんだか気ぜわしく感じられてきます。

毎年同じように一年が過ぎていくことが、寂しくもありますが、平穏な毎日が続く事もとてもありがたく、しみじみ嬉しい心地がします。

カイロプラクティックへ

先週ちょっと風邪気味になりました。でも少しのどが痛い程度で大したことないと思っていたら、悪くはならないのですが、いつまでもスッキリしません。時間のあるときに昼寝をしようと思っても、ちっとも寝られません。

こんな時は、私は要注意です。以前もそんな時があって、でもいつか良くなるだろうと思っていたら、いつまでも体調が戻らず、困った事がありました。

その時は、お友達に「いいカイロの先生がいるよ」と紹介されて、恐る恐る行ってみた所、「体が硬くなって、疲れの取れない体になっています」と言われました。そこで施術を受けた所、1回ですっきりした事があり、今回もそれだと思って、昨日久しぶりに行ってきました。

先生の施術はとてもソフト。体のあちこちをそっと伸ばしたり、曲げたり、押したり。ただそれだけの30分ですが、終わった帰り道、歩いていると、確実に体がやわらかくなっているのを感じます。帰りの電車の中でも、何度もあくびが出ます。これはとても良い事で、体が休み始めたしるしです。

帰ってさっそく昼寝。久しぶりにぐっすり寝られました。

明日から5日連続の講座に行ってきます。以前から受けたかった講座なので、何とか最後まで元気に出席してきたいと思います。

お月見団子

少し前になりましたが、9月14日は中秋の名月でした。その日、ちょうどセッションが終わった帰り道に、東の空に出たばかりの、まあるいお月さまが見えました。

月は不思議ですね。じっと眺めていると、夜空に吸い込まれそうな気分になります。地球も月も、同じ宇宙空間に浮いているんだ、なんて壮大な気分になったりもします。

高校時代、「竹取物語」を習った時、おじいさん(おばあさんだったかな?)が、毎夜月を見て、悲しそうにしているかぐや姫に「あまり月を眺めるものではありませんよ。月はあなたの具合を悪くします」と声をかける場面がありました。それを読んで「月を眺めるのは良くないのか!」と、びっくりした覚えがあります。昔の日本人は、そのように考えていたのだそうです。

話は戻って、まあるい月を見たとたん、そうだ、お月見団子を買って帰らなきゃ!と思いました。食欲の秋ですね(^^)。

以前はお月見といっても、ただ月を見るだけだったのですが、あるときテレビで「季節の変わり目を乗り切るのに、年中行事をするのがよい」という話を聞きました。季節の変わり目には自律神経が乱れやすく、それを調整するのに、五感を刺激する年中行事は、とてもいいんだそうです。

なのでそれ以来、お月見には月見団子を買うようになりました。つまり、月とお団子を見て「視覚」、お団子を買いに行くので「体感覚」、お団子を味わって「味覚、嗅覚」。あとは「聴覚」があれば五感の刺激になります。

近くの手作りの和菓子屋さんに行ってみると、お店の前にテーブルが出ていて、その上に並んだお団子を、小学生くらいのお子さん連れのお母さんや、若いカップルが買っていくのが見えました。お店のご主人も「毎度ありがとうございます」と、いつもより大きめの声で挨拶しています(この声で「聴覚」です!)。

いいですねぇ、こんな雰囲気。

日本の伝統の行事が、若い人たちにも受け入れられているのを見るのは、とても嬉しい事です。

私もあんこ入りのお月見団子を買って、家族でおいしく頂きました。庭の虫の声もますますにぎやかで、ますます秋本番という感じですね。

崖の上のポニョ

「ポーニョポーニョポニョ、さかなの子っ、青い海から、や~ってきた♪」映画が公開される前から、テレビで何度も聞いて、耳から離れなくなった方も多いことでしょう。もちろん私もその一人です。で、先日見てきました。

映画館で見るポニョのかわいい事!トトロのメイちゃんとは、また違った魅力満開です。宗介も、かわいらしさの中に、たくましさが芽生えて、とてもすてきな男の子ぶりです。

CGを使わないという、手書きの味わいを残したアニメも、宮崎駿の漫画から抜け出してきたようでもあり、豊かで、幻想的で、きらめくような世界が広がります。

いろいろな所に感想や批評が載っているので、詳しい事は書きませんが、とても「いいなぁ」と思ったシーンがありました。(ネタばれ注意)

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それは嵐の夜、宗介に会いにきたポニョが、宗介と一緒に、宗介のお母さんに家に連れて行ってもらうところです。

家に帰ったお母さんは、2人を連れて台所に行きます。そして水道の水を使うのですが、その時、だまって蛇口をひねるのではなく、ひねる前に2人に「水が出るかな~?」と、楽しそうに問いかけます。

すると2人は、目をキラキラさせながら「出る~~!!」と言って、お母さんの手の先を、固唾をのんで見守ります。お母さんが蛇口をひねって、水がザァッと出ると、2人は「出た~~!!」と、それこそ全身で大喜び。

ほんの短い間だけれど、お母さんと子供たちの心が通い合う、暖かなシーンでした。

子供のころは、知らないこと、新しいことがいっぱいで、魔法の国にいなくても、毎日がわくわく、ドキドキの連続なのです。ただ蛇口から水を出すだけの簡単な事を、こんな風に、まるで魔法のように感じさせてもらったら、どんなに毎日が楽しく、元気に過ごせることでしょう。

もしできることなら、私の子供を5歳に戻して、こんな風に一緒に楽しく過ごしてみたいと、強く思いました。実際の子育ての時は、なかなかこんな余裕はなかったですからね。


宮崎アニメの世界には、悪い人が出てきませんね。だれもが優しい心を持って、暖かな心を通いあわせています。お互いを信じる心が伝わってきます。

監督は「神経症と不安の時代に立ち向かおうとするものである」と宣言していますが、こんな世界にいられたら、不安になる事も、神経をとがらせる必要もなく、安心して生きる力を素直に伸ばしていけることでしょう。

またまた蚊の話

先日の日記で「蚊に刺されない話」を書きましたが、残念ながらその時だけだったようで、その後は、やっぱりいつも通りの感じです。まあね、そんなに都合よく行くわけもありませんね。あの時はまだまだ夏の初めで、蚊もそんなに元気がなかったのでしょう。

ただ、今までと違うのは、以前ほど蚊に気を使わなくなって、気軽に外に出られるようになった事です。

以前は本当に蚊に刺されるのがいやで、ちょっと庭に出るだけでも、渦巻き蚊取り(あのユラユラたなびく煙がけっこう好きです)を持って出ていました。そして一瞬でも蚊を寄せ付けないように、ずっと気を張っていました。

でも最近は、あの時の「蚊を気にしないでおしゃべりしていた気分」が残っていて、外に出る時も蚊の事はあまり考えないし、蚊に刺されても「ま、いいか」と思えるのです。確かに刺されるのは気持のいいものではないけれど、そのうちかゆみも消えるし、まあ、生きていればしょうがないかな、なんて思えるようになりました。

これは私にとっては大きな変化で、まさに「気の持ちようで世界が変わる」体験なのでした。

蚊に刺されなかった話

我が家の小さい庭は、今頃から秋にかけて、蚊の天国となります。油断するとすぐに刺されるので、しばらく外にいる時は、携帯用の蚊取り線香が欠かせません。

午前中にお友達が来てくれて、すぐに用事が済むはずが、お互いの近況報告やら何やらで、そのまま話し込んでしまいました。もちろん蚊取り線香の用意はありません。足の周りには、すでに数匹の蚊が飛び回っている様子。。でも、話を続けていたかったので、蚊は気にしない事にして、そのまま1時間ほど立ち話をしていました。

お友達と別れた後に、ふと気がつくと、かゆくないのです。刺された跡も、どこにも見当たりません。「そんなばかな!」「ありえない!」と思いましたが、そういえば話している最中、ある時から蚊の気配がなかったのを思い出しました。

以前、新聞で読んだのですが、インドのヨガの行者は、戸外で長い間ヨガをしていても、虫に刺される事がないそうです。ある新聞記者がその修行に行って、体験談を記事にしていました。

最初のうちは、周りを虫が飛ぶのがとっても気になるし、あちこち刺されもしたそうです。でも、だんだん慣れてきて、ヨガに集中できるようになると、本当に虫に刺されなくなったのだそうです。その記事を読んだ時は信じられなかったのですが、今日の経験で「本当にそうかも」と思えました。

蚊が寄ってくるのは、人が出す二酸化炭素を感じるからだそうですね。「刺される!」と思って緊張していると、呼吸が早くなって、二酸化炭素が多く出るけれど、落ち着いていると呼吸も遅くなり、二酸化炭素は減ります。

私は小さい頃から虫が嫌いで、蚊に刺されるのもいやでたまりませんでした。だから外にいても、蚊に刺されないように、いつも緊張状態、神経をとがらせていました。そんな風だったので、蚊に気づかれたのでしょうか。

だとしたら、これはもう「目からうろこ」の体験です。蚊取り線香がいらない生活ができたなら、こんなに嬉しい事はありません。

追記:
次の日の夕方、家の中に蚊が侵入し、気がついたら3ヶ所刺されていました。。まだまだ修行が足りないようです。

音楽の不思議

音楽を聴くのは、とても好きです。あまりジャンルは問いませんが、クラシックもよく聴きます。ただし「ながら音楽」は苦手で、静かな音楽であってもそちらに気を取られるので、何かに集中したい時は音楽は流しません。

音楽というものは、一瞬一瞬に音が演奏されては消えていくのを、頭の中でつなぎ合わせて聴いているのだ、という話を聞いた事があります。

確かに音楽は、絵のように全体を一度に味わう事はできないし、小説や物語のように、途中から読んだり、飛ばし読みすることもできません。

音楽だけは、どんな人でも始めから順番に聴いていくしかありません。考えてみると、とっても不思議な感じがします。

もっともモーツアルトは、最初から音楽の全体が、絵のように頭の中に見えていて、それを楽譜に書き写していただけだとも言われています。まさに稀有の天才ですね。

バッハ作曲の「目覚めよと呼ぶ声がする」という小さな名曲があります。

娘が珍しく「すごくいい曲を聞いた」といってきた曲があって、話をよく聞いて見ると、どうやらこの曲らしく、久し振りにCDをかけてみました(管弦楽バージョンとオルガンバージョンがありますが、管弦楽の方で)。

はじめはとても静かな、美しいメロディが流れていきますが、ある時突然、トランペットの澄んだ音が高らかに重なって演奏されます。本当に感動的な瞬間で、別々の曲が重なっているようでもあり、一つにまとまっても聞こえる、とても不思議な感覚です。

バッハも、脳の聴覚野がとても発達していた人だそうです。バッハもモーツアルトも、他の偉大な作曲家も、私たちには分からない音の世界に住んでいたのですね。

梅雨入り

先日の日記に「梅雨ももうすぐですね」と書いたら、なんと関東では6月2日に梅雨入りしてたんですね!

これは例年より20日も早いのだとか。梅雨入りなら、いつもならもっと気温が上がっているはずなのに、まだ全然暑くありません。梅雨というより、3月末の「なたね梅雨」に近い感じがします。

梅雨時は体調を崩す方が多いですね。今日も信号待ちをしていたら、隣にいた2人連れの年配の女性の方が「いまどきは体調が崩れやすいからね、気をつけなきゃね」と話していました。

私も体調が悪かった時、梅雨の頃が一番辛かったです。何しろ体に力が入らなくて、ちょっと動いてもすぐに息切れがしました。外に出ると、道路が全部上り坂に感じました。「平らな道のはずなのに、なんでこんなに足を前に出すのが大変なんだろう?」と、本当に不思議でした。

その時は鍼灸の先生に診てもらって「自律神経の失調と冷えと疲れが原因」と言われ、しばらくその先生のところに通って、大分良くなりました。

梅雨になると、いつもあの時の「道路が上り坂に見える」感じを思い出します。

いよいよ6月

いよいよ6月になりましたね。

しばらくお天気が悪く、5月とは思えないほどの寒さが続いていたのに、6月になったとたんに、とてもいいお天気になって、気温も急に初夏らしくなりました。

明日からは、またぐずついたお天気になるそうですが、まるでカレンダーを見ていたかのようなお天気の変わり具合にびっくりです。

お天気が悪くて寒さが続くと、このままずっと夏が来ないような気がして、何となく気分も沈みがちでしたが、今日はそんな気持ちはどこへやら。青い空の下で自転車を走らせ、とてもいい気分でした。

八百屋さんの店先にも、梅酒用の青梅が並んでいました。我が家も毎年、ささやかに梅ジュースと梅ジャムを作るのを楽しみにしています。梅の実が採れる季節になると、梅雨ももうすぐですね。

ラフマニノフ ある愛の調べ

先日娘と、映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」を見てきました。

ラフマニノフと言えば、あの「のだめカンタービレ」で、千秋先輩が見事に弾きこなした「ピアノ協奏曲 第2番」が有名ですが、その曲の誕生秘話だそうです。

ラフマニノフは近代のロシアの作曲家で(娘はモーツアルトの時代と思ったそうですが!)、ロシア革命の時にアメリカに渡った後、大成功を収めたのですが、2度とロシアに戻ることはなかった望郷の音楽家だそうです。

ラフマニノフの私生活は、いまだに分からない事が多いそうで、伝説のような話もあるのだとか。例えば、コンサートには必ず、送り主の分からないライラックの花が届けられたと言われているのだそうです。

映像もとてもきれいで、ラフマニノフを演じた俳優さんが、ラフマニノフ本人にとてもよく似ているのにびっくりしました。終盤にライラックの秘密も明かされ、とても心温まるエンディングでした。

ただ、名曲の誕生のエピソードがいまひとつ分かりにくく、時間も何度も前後するので、話の流れも分かりにくかったです。音楽家としての活動と、それを支えた女性たちとのかかわりも、エピソードを繋げただけという感じがして、ちょっと物足りない気がしました。

私としては「交響曲第1番の初演が大失敗に終わり、おかげで神経衰弱になったが、催眠療法のお陰で回復した」という有名なエピソードが描かれていたのが面白かったです。

きれいな映像ときれいな音楽、そしてラフマニノフを支えた奥さんの献身的な愛情を堪能した映画でした。

母と老人ホーム

短期の介護施設にお世話になっていた母が、やっと特別養護老人ホーム(いわゆる老人ホーム)に入居する事ができました。待つ事2年余り。長いような、短いような2年でしたが、先週、荷物をまとめて引越しを済ませました。

今までの介護施設では数カ月ごとに転院を繰り返し、そのたびに気持ちが不安定になっていましたが、しだいに場所が変わっても、昨日いた所と今日いる所が同じなのかどうか、分からなくなっていました。今回、老人ホームに入居してもほとんど混乱しなかったのは、とてもありがたいと思いました。

短期の施設と違い、老人ホームはそこが住所となるので、雰囲気もとてもアットホーム。デイルームにいると、普通の家庭にいるような、くつろいだ気分になれて、いつも心配そうな顔をしている母も、どことなく表情が優しくなっています。

振り返ってみれば、身体の弱い夫と子供を抱えて、目の回るような日々を過ごしてきた母です。子供から見て色々ありましたが、新しい家が母が安らいで過ごせる所でホッとしています。

いよいよ春

2月は寒い日が多かったですが、3月に入って、やっと春らしくなってきましたね。

日本の四季の中で、いつが一番好きかと聞かれると、迷わずに「春」と答えます。それは寒い冬を乗り切って、無事に春を迎える時、なんともいえない嬉しさを感じるからです。

以前20人くらいのグループで、好きな季節ごとに集まるという、簡単なゲームをした事があります。どの季節にも同じくらい好きな人がいて、好きな理由もかなり似通っていて、とても面白いと思いました。

もちろん私は春のグループに入りましたが、ここでも春を好きな理由が皆おなじで、お互いにとっても親近感を感じました。

このゲームはそれが狙いだったのですが(初対面の人同士が、短い時間で親しくなる)、とっても心地よいゲームでした。

毎年春になると、このゲームの事を思い出します。

型絵染展へ

先日「塩野圭子型絵染展」にお邪魔してきました。場所は青梅の「繭蔵」という大きな蔵造りの、風格のある古い建物です。以前はここで蚕を飼っていたそうで、1階は自然食レストラン、2階が画廊になっています。

染色家の塩野圭子さんが、毎年12月中旬から約1ヶ月間、ここで個展を開かれているのです。

圭子さんの作品は、沖縄の紅型の手法を使って、身近な花や木をモチーフに、落ち着いた色合いの天然染料で麻布に染め上げたものです。それ以外にも、かぼちゃや水菜などの野菜、カミキリムシ、カエルなど、決して目立つわけではないけれど、私たちの身近にいる生き物たちを、自然のままに丁寧に切り取って、存在感たっぷりに、時にユーモラスに見せてくれます。作品からは、自然に対する優しいまなざしが感じられ、とても心が和みます。

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ご縁があって、初めて塩野さんとお会いしたのは、もう10年も前のこと。「干支物語」という、その年の干支をテーマにした小品を拝見し、そのかわいらしさと、優しい塩野さんの人柄にすっかりファンになって、それ以来、毎年新作の干支の染絵を買いに、青梅まで通っています。写真はもう12年前の、干支シリーズの第1作のかわいいねずみを絵葉書になさったものです。


昨年、たまたま行かれなくて、今年は2年ぶりに伺いました。久し振りの展示会は、繭倉のほの暗い、でも温かみのある空間にとてもよく溶け込んで、建物の中なのに、まるで自然の中にいるような、そんな優しい感覚を覚えました。時間も、とてもゆっくりと流れています。

人間は自然の中で、自然とともに生きている、そんな事が自然に感じられる型絵染展でした。

今年はネズミ年、「干支物語」はまた新たなシリーズが始まったそうで、来年も伺うのを、今からとても楽しみにしています。

成人の日

今日は成人の日。

晴れ着を着たお嬢さんや、ピカピカのスーツを着た青年を見るのは、とても嬉しいものです。背筋を伸ばして、ちょっと緊張して、とても初々しい新成人です。

子供たちが成人式を迎えた時、口々に「年取った」「若くなくなって、がっかり」などと言っていましたが、全然そんなことはありませんよね。これからどんな冒険だってできるし、その力も十分にあります。そして「どんな人生にしたいか、自分で決めていい」のです。

人生は、まだ始まったばかり。これから知らない事や分からない事に、たくさん出会うことでしょう。いい事もあれば、嫌な事もあります。それらはどれも成長のための大切な経験。「今はこれを学んでね」と、世の中が教えてくれているのです。2度とない大切な人生、持てる才能をどんどん伸ばして、すてきな人生を送ってくださるよう、お祈りしています。

税人の日おめでとう☆

今日は七草

今日は1月7日。七草がゆを食べて、1年の無病息災を願う日。お正月にご馳走を食べ過ぎて、ちょっと疲れ気味の胃にも、とってもいいそうですね。

我が家も超簡単ではありますが、七草がゆを作ってみました。夕食の時に頂くと、なんとも言えない味わいがあって、いい気分です。

日本には、お正月から始まって、四季折々に年中行事がありますが、「年中行事は、季節の変わり目を健康で乗り切るのに、とても役立つ」と聞いた事があります。

日本の四季は、とても変化に富んでいますね。その中で暮らすためには、季節の変わり目ごとに自律神経のバランスを取っていく必要があるそうですが、年中行事を体験する事で、五感が刺激され、そのバランスが整うんだそうです。

例えばお正月は、お正月飾りを見て、お正月の挨拶を聞いて、祝い箸に触れて、おせち料理を味わって、その香りを楽しんで、ちゃんと五感を使っています。初詣やお正月の遊びも、五感がフル回転しそうです。

七草がゆも、七草を刻む歌を歌って聞いて(今は聞かなくなりましたねぇ、ちょっと残念)、七草がゆの緑と白の色を見て、お椀に触れて、香りと味を楽しみます。

心身の健康を保つための知恵が、こうした伝統行事には込められているのですね。忙しいと、ついつい簡単にすませたり、やめてしまったりする事も多いのですが、ストレスが多くて、季節感を味わうのが難しくなった今、その良さを改めて見直せればと思います。

おせち料理

たいした物ではないけれど、年末には必ずおせち料理を作ります。

子供の頃、年末にはいつも忙しい母が、ますます忙しそうにおせち料理を作っていました。そしてなぜか、私は必ず「紅白なます」作りをやらされました。大根と人参を、できるだけ細く切っていくのですが、家庭科が苦手で、包丁の持ち方が下手な私は、ものすごく時間がかかりました。だから毎年苦痛でたまりませんでした。

でも、結婚してからは、必ず紅白なますも作っています。理由は「買うよりも安くてたくさん出来るから」。そんな目標を持つと、あんなに嫌だった大根と人参の千切りが、全然いやではないのです。しかも年々上手に(多分)早くできるようになる気がして、ちょっと嬉しかったりもしています。

子供の頃に苦手だったり、下手だったりした事は、実はそんなに苦手ではないのかもしれません。うまくできないと思っていた事も、自分でそう感じていただけで、本当はちゃんとやれていたのかもしれません。

もし今、「苦手だからできない」と思う事があったら、それはいつ頃から思っていたのでしょう?それはなぜでしょう?誰かに言われたからですか?失敗した経験があったのでしょうか?だれもいい方法を教えてくれなければ、子供なら失敗して当り前です。

「できない」と思うことは、「やりたい」気持ちの裏返しでもあります。潜在意識が「もう一度やってみようよ」と呼びかけているのです。思い切ってもう一度やってみませんか?きっと新しい発見がありますよ。

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

年末になると交わされる、「どうぞよいお年を」という挨拶が、
とても好きです。

「よいお年を」と口にするだけで、これから迎える新しい年が、
いかにも暖かく、良いもので満たされるような、そんな感じがします。

そして、今日は「明けましておめでとうございます」

年の始まりを、皆でお祝いできる事の喜びを、
素直に感じていたいと思います。

これからの未来に、良い事がたくさんありますように。

今年もよろしくお願いいたします。